地方採用でフルリモートワークを実現。“距離の壁”を超えたレコモット開発チームの心地良い働き方
- 投稿日:2023 - 2 - 22
- 更新日:2023 - 12 - 27
個人のモバイル端末から業務データへのセキュアなリモートアクセスを実現するツール「moconavi」を提供するレコモット。
自社サービスの世界観を体現するように、従業員が場所や時間にとらわれずその人らしく働ける環境を目指して挑戦を続けています。
今回は、ディベロップメント部に所属の開発チームメンバー3名が、レコモットのワークスタイルについて語ります。
2021年に初めて地方在住者としてフルリモートワークで採用された前さんと、東京から採用を進めたVPoEの眞野さん、前さんがメンターとしてOJTを担当した村本さん。距離の壁を超えた居心地の良い働き方とは…?
広島からフルリモートワークでレコモットにジョイン。企業と働き手、両者にとって 初めての“チャレンジ”
前:村本さん、眞野さん、今日はよろしくお願いします。
村本:よろしくお願いします!と言いながら、少し前まで別件で打ち合わせしてましたけど、なんだかさっきよりも髪型が決まっているような…?
前:気付きました?対談ということで、一応セットしてきました(笑)
眞野:前さん、こんにちは。私はマネージメントや採用という業務がメインで、一緒に開発をすることはないので、ちょっとお久しぶりですね。
前:そうですね。
眞野:前さんは前職までの開発経験を活かして、今ではmoconaviのサーバーサイドの開発をリードする1人として活躍されてますね!
前:2021年の9月に入社してから早くも1年半ほど経ち、おかげさまで、特にやりづらさを感じることもなく、自分が思い描いたフルリモートワークを快適に実現できています。
眞野:レコモットとしても、前さんは地方在住者をフルリモートワークで採用した記念すべき1人目。お互いにとってある意味チャレンジでしたね。
前:そうですね。僕自身、前職は広島の企業で働いていて、コロナ禍からは自宅で仕事をするようになりましたが、採用の段階からフルリモートというのは初めてでした。
村本:そもそも、前さんはなぜレコモットに入社しようと思ったんですか?
前:転職でレコモットを選んだ決定打としては、企業のビジョンに共感できたということが大きいです。コロナ禍でリモートワークが普及するよりも前から、開発の仕事とリモートワークの相性の良さを感じていて、多様な働き方を受け入れる姿勢をもつ企業で、自分の経験を活かせるのであれば、場所は関係ないと思っていました。
レコモットはリモートアクセスツール「moconavi」を提供する企業として、「”Envision Your Style”誰もが『Your Style』を制約なく実現できる社会」というビジョンを掲げています。面談の段階でいろいろな立場の人とお話をして、ビジョンはただのキャッチコピーではなく、確実に実践していることがわかりました。だから、初めてのフルリモートワークでしたが、入社前に不安は解消されていたんです。
フルフレックス・フルリモートで働くエンジニアの1日
眞野:前さんはフルフレックス・フルリモートワークという働き方ですが、日々どんなスケジュールで仕事をしていますか?
前:日によって違いますが、だいたいこんな感じです。
・8時〜:就業開始 チャットの新着確認・当日の予定調整・オンライン朝会
・9時〜:打ち合わせ準備
・10時〜:開発業務
・12時〜:お昼休憩
・13時〜:打ち合わせ
・14時〜:開発業務
・18時:終業
今は広島の実家で、妻と子ども2人、両親の6人で住んでいて、仕事用に専用の部屋を整えています。朝は少し早めに起きて仕事を始めて、その分遅くても19時には終えられるようにしています。
仕事の内容としては、毎年の年度末に会社として来期の製品開発のロードマップが決まるので、それに沿ってプロジェクトを立ち上げ、開発を進めていきます。現在は村本さんを含む7名のプロジェクトで、私がリーダー的な立場でタスクの振り分けや作業指示をしています。
基本的には毎日だいたい決まった就業時間で仕事をしていますが、コアタイムなしのフルフレックスなので、子どもの学校の行事があるときなどは時間をずらすのも自由です。学校で子どもがケガをしてしまい、急遽お迎えに行く…そんなこともありました。
他のメンバーもフルフレックスを有効に使っていて、しっかりと運用されているので、私も入社当初から遠慮なく活用できました。
眞野:快適にフルリモートワークができているようですね。
前:そうですね。以前は電車通勤で往復2時間を費やしていましたが、それを家族との時間や自分の時間に充てられるようにもなりました。生活とのバランスをとりながら好きな開発の仕事ができる現状には本当に感謝しかありません。
チームのメンバーも、いつもいい雰囲気を作ってくれているので、フルリモートだからといって孤立しているような感覚もまったくありません。
眞野:村本さんに聞きますが、フルリモートで働くメンバーと円滑に仕事をするために意識していることはありますか?
村本:前さんとはデイリーのオンライン朝会で1日に最低1回は話す機会があり、それ以外でも仕事の相談などで頻繁にやりとりします。話題は当然、仕事のことですが、ちょっとだけ関係のない話や、生活に触れるような話をして、人間同士の繋がりを感じられるように意識しています。
眞野:最初に前さんの髪型に触れてましたけど(笑)、まさにあんなちょっとしたコミュニケーションですね。素敵です。
村本:プライベートなことに踏み込みすぎないように、バランスも考えなければいけませんが、直接会えない分、相手の状況を想像して気遣うことは大切だと思いますね。
前:それに、村本さんも含めてレコモットのメンバーはチャットのレスポンスがとても早いんです。打ち合わせ中でも一言メッセージを返してくれたり、リアクションをくれたりします。前の会社でオフィス勤務だったときは「上司がなかなかつかまらず、仕事が先に進まない」という状況が結構あり…そのときよりも今の方がコミュニケーションは密になって、仕事の効率も上がっている印象があります。
眞野:それはよかったです。ほかに、フルリモートで快適に働くために、前さんが何か心掛けていることやこだわりはありますか?
前:ONとOFFの切り替えはかなり意識していますね。仕事部屋にいるときは仕事しかしない。逆に、仕事部屋から一歩出たら仕事は絶対しない。
一息つきたくなったら、リビングでコーヒーを飲みながら子どもと話すのも癒しの時間です。村本さんに怒られたときは慰めてもらったり…。
村本:え、そんなことありました??僕、後輩ですけど…。
前:というのは冗談ですが(笑)
私の場合は家族の存在に助けられている部分も大きいです。単身だったとしたら、一人で家にこもって働くというのは性格的にできないと思います。
レコモットはフルリモートワークを推奨しているわけではなく、オフィスで働くことも良しとしていて、実際にフルオフィスワークの開発メンバーもいますよね。いろんなバックグラウンドをもった人たちが集まり、それぞれが一番輝ける働き方を選べる…まさに自分がレコモットに入社する前からイメージしていた理想的な世界です。
住む場所や国籍の垣根も取り払い、多様性を受け入れる働き方を目指す
村本:眞野さんに聞きますが、前さんが入社するとき、採用のプロセスを完全リモートで進める大変さはありませんでしたか?
眞野:エンジニアとしてのスキルは、これまでの職歴や具体的な実績など、ある意味書類の情報で判断できるので大きな問題はありません。しかし、会社のビジョン・ミッション・バリューに共感できるか、フルリモートワークでも自走できる人かというところは、やはり面談で確認する必要があります。
オンラインのやりとりは、どうしても対面に比べると熱量や感情が読み取りにくいので、その分面談の回数を増やし、なるべくたくさんの人と話してもらいます。
前:面談は、カジュアル面談から最終面接まで、全部で4回ありましたね。これは、私としてもレコモットで働くさまざまな人の考え方や価値観を知る機会になり、有意義な時間だったと思います。
眞野:改めて、前さんには入社してから期待以上の仕事をしてもらっていて、本当にありがとうございます!
前さんの入社を良い事例として、今後は住む場所だけでなく、国籍・人種の垣根も超えた採用活動を進めていきたいです。
村本:僕も、前さんは自分が入社してからずっとお世話になっている先輩ですが、何か相談をすると、嫌な顔一つせずに教えてもらい、感謝しかないです。
前:なんだか照れますね…こちらこそ、いつもありがとうございます!
多様性を受け入れる働き方を推進するレコモットで、 リモートアクセスツール「moconavi(モコナビ)」の開発に携わるということに、大きなやりがいを感じています。
労働の時間は人生のなかでもかなりの割合を占めます。それが少しでも気持ちの良い時間になるように…。私自身の働き方をより良くしていくことが、moconaviの機能開発にもつながり、それによって誰かの働き方がより良くなる。そんな素晴らしい循環をイメージしながら、これからもフルリモートワークを満喫していきたいです!
自社でどんな使い方ができる?
業界×職種 moconaviの活用イメージを紹介
⾃宅や外出先からでも、端末を通じオフィスと同じように仕事を進めることができるmoconavi。
本書では、業界・業種ごとにどのようにどのようにmoconavi を活⽤できるか⼀例を紹介します。